25年秋冬のcôte&cielは、同じフランス出身の小説家・飛行士である「アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ」に敬意を表し、
「STRATUS(航空機が飛ぶ高度に現れる層雲)」をテーマにコレクションを展開します。
著書「星の王子様」「夜間飛行」で知られ、空想と現実を行き来しながらその生涯を海と空の間で過ごした彼からのインスピレーションをcôte&cielが形にしました。
「YALU」は今期のコレクションの中でもcôte&cielらしい大型バックパックの一つであり、他にない独創性と徹底した機能性など、多くの個性を持つアイテムです。
1.フライトジャケットから着想を得たギャザーデザイン
YALUのフロントに施された大胆なギャザーデザインのインスピレーションは航空部隊パイロットとしてサン=テグジュペリも袖を通した、フライトジャケットから。
カーボンブラックのファブリックを使用し、わずかにシワ加工を施した質感と光沢感がギャザーデザインを引き立て、構造的な美しさと洗練されたビジュアルを表現しています。
厳しい環境で生まれた「機能」としてのデザインを「ファッション」に落とし込んだ、デザイナー”エミリー・アルノー”らしいデザインアプローチが垣間見えます。
2.背負った時に印象的なトップのデザイン
ブランド初期から人気のある「NILE」のように、ボリュームを持たせたトップのデザイン。
背負った時のシルエットが美しく、まるで身体と一体となったような、「着るバッグ」というcôte&cielの理念を感じさせるデザインとなりました。
3.有機的なフォルムの秘密
「繭のようなフォルム」という表現がぴったりなYALU。その有機的な形状は、まるで雲に包まれるような安心感を与えてくれます。
31Lという容量は、空のように広々とした収納空間を提供し、日常の必需品から旅の思い出まで、すべてを優雅に包み込んでくれます。
4.デジタルライフスタイルへの対応
内部の15インチラップトップポケットは、大切なラップトップを雲のように柔らかく包み込んでくれます。この専用ポケットにより、ラップトップを安全に保護しながら、素早い取り出しも可能です。現代のデジタルライフスタイルに不可欠な機能性を、美しいデザインと調和させています。
5.人間工学的なバックパネル
人間工学に基づいたバックパネルは、背中にフィットするように設計されており、重い荷物を背負っていても、まるで雲に支えられているような安定感を提供します。この設計により、長時間の使用でも疲労を感じることなく、快適な移動を実現できます。
6.フロントデザインに沿った外ポケット
バッグの両サイドとトップには、ギャザーデザインに沿ってポケットが3つ配置されており、ウォレットやイヤホンはもちろんボトルも収納可能。外から見えにくいポケット配置はトラベルシーンにおいて犯罪被害のリスクを下げます。